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2008.07.19 (Sat)     Category:イベントレポート
※長いです

初めまして。東風南亭第3のメンバー、えいてんと申します。
普段はSSをメインに活動しています。
と言ってもまだ数作しか書いてないのですが。
今回はそれとは別にレポートを書いてみました。

――――――――――――――――――――――――――――――――

7/18の「砂塵の彼方へ・・・」発売記念イベントに行ってきました。
場所は高田馬場にあるESP学園12号館地下の「Club 1ne2wo」でしたが、
初めての場所なのでいきなり迷いかけて先ず焦り、会場に着いたのは開場15分後の18時45分でした。

周囲に人が集まっている様子も無かったので、急いで会場に入ると、もう参加者の大半が入場していました。
箱の大きさはそれほどでもないのですが、人数が少なくてスペースに余裕があったので、
この手のイベントにありがちな身動きが取れないというようなことは無く、快適でした。
椅子がおよそ100席、立ち見がほぼ同数で、最後尾からの参加になりましたが、
参加者は女性が多く視界が遮られるようなことはありませんでした。

待ち時間のBGMは当然「砂塵の彼方へ・・・」です。
ステージ上には黒と白のハイスツールが並び、横にもう一席ありました。
19時02分、ほぼ開演時間通りに会場が暗転し、歓声が上がります。
照明が当たる中ステージに現れたのは、青いポロシャツの見知らぬ男性。

男性「もの凄い緊張感で迎えてもらったのに出てきたのが司会ですいません。」

司会はニッポン放送の吉田アナでした。これが第一のサプライズ。
まず吉田アナから、このイベントの倍率について知らされました。
応募総数約2000通のうち、当選僅か200名。
10倍の倍率だったと言うことに場内がざわめきました。

吉田「やろうと思えば東京厚生年金会館でやれるイベントをここでやる
   ということで、大変贅沢なものになりました。」

とのことでした。
普段クジ運の無い私が良く当選したなと感心することひとしきり。

「陛下!」、「梶浦さーん!」のコールに応えてお二人が登場しました。
衣装はDream Portのときのものの上着なしver.で、チェッカー柄が良く映えていました。
登場して席に着くお二人ですが、陛下がいきなり椅子に後ろ向きに座ろうとします。

吉田「何いきなり椅子にマウントポジションを取ろうとしているんですか。」

突っ込みに沸く会場。
何かやるかなとは思っていましたが、やってくれました。
そして最初の一言が、

Revo「(当選)おめでとうございます。」

意表を衝かれながらも、「ありがとうございます」とお辞儀を返す参加者。
そのまま何となくトークイベント開始。
最初の話題は、国際フォーラムでのバナナを持ってジャンプした話でした。

吉田「これは最初からの企画だったんですか?」
Revo「台本に全部書いてあるんですよ。」
吉田「えっ、台本あったんですか?」
Revo「心の台本です。」
吉田「心の台本ってことは、いくらでも変えられますよね。」
Revo「改竄を許さない台本なんです。」

このセリフに会場から笑いが起きました。

吉田「梶浦さんは、バナナについてはどう思われましたか?」
梶浦「ああ、これでフォーラムは4時間越え確実だなと思いました。」

割とさらっと流す梶浦さん。
私は横浜しか行っていないので、バナナの話は知らなかったのですが、
ほとんどの参加者がバナナについては知っていたようでした。

次はライブの思い出について。

Revo「神戸は広いホールなので音響が心配でした。人が入っていないホールは残響が凄いので、
  こんなところで本当に出来るのかなと思いましたが、本番はまあまあでしたね。」

そこでメイキングと言うよりはバックステージの映像(5分ほど)があるとのこと。
会場からは歓声が上がりました。

Revo「これ音声は入っていないから、この場でアテレコしましょうか。」

何故かアテレコをする方向にトークを進める陛下。
でも映像が流れ出すと普通に場面の説明をしていました。
会場の外景をさらっと流した後、映像はリハーサル風景へ。
まだメイクをする前のキャストが登場(特にじまんぐのアップ)するとざわめきが。
ステージ上の音合わせなどが流れるが、なぜか超→重↓力↑の練習シーンが長い。

梶浦「何で私の練習だけこんなに長いんですか。」

その後は本番のステージ映像に進みましたが、画像が粗いのと人の頭の間から撮っている様な映像のため、こんな一言が。

Revo「何か公式なのに盗撮映像みたいですね。」
  「僕たちの感動が盗まれている、みたいな。」
  「黒い涙とかめっちゃ流れてるんですよ、きっと。」

ムービーが終わり、再びトークはライブの話に戻りました。

吉田「何か裏話とかありませんか?ここだから言える、みたいな。」
梶浦「横浜のとき、ピアノのペダルを壊しました。ピアノの底板が外れちゃって、
  ペダルを踏むと30cm位向こうまでいっちゃう状態でした。砂塵の彼方へでは、
  笑ってなきゃいけないけれど足はすっごいバタバタしてる見たいな感じで演奏して
  ・・・アレは大変でした。」
Revo「僕の方は特には、細かいのは色々ありましたが、普段のライブに比べれば何もなかったと言っていいくらいですね。
  後、梶浦さん、神戸でYUUKAちゃんの曲音程間違ってたんですよね。」

ここで衝撃の事実が発覚し、驚く会場。

梶浦「はい、「暁の車」の入りを、全音高くしちゃったんですよ。」
  「弾き始めて、何か変だなと思ってYUUKAちゃんの方を見たら、目が合いまして、
  ここでやめて「ごめんなさい」しようかと迷ったんですけど、
  YUUKAちゃんが「私歌います」って目で訴えてたのでそのままやっちゃいました。」
  「バンドは正しい音程で入ってくるのでそこで転調したんですけど、凄く盛り下がる転調になってしまいました。」
  「後でYUUKAちゃんに、「ゴメンね、今日はYUUKAちゃんの奴隷になるから」って言ったら、
  「いいんですよ、ワイン持ってきてください」って言われました。」

YUUKAさんの意外な一面に沸く会場。

次に、二人が初めて会った時の話になりました。

梶浦「お茶ーーーー!ですね。」
吉田「何ですかそれは?」
梶浦「初めて会った日なのにベロンベロンに酔っ払って、
  帰りにコンビニでペットボトルのお茶を7本買って帰ったことをブログに書きました。」
Revo「あの時は凄く良い話をしましたね。」
梶浦「私が良い話をするときは大概次の日覚えてないですよ。」

共同制作をしての感想については、

梶浦「お互いの主張が噛み合わなかったらどうしようかと凄く構えていたけど、実際はそんなこともなくすごく楽でした。」
Revo「相手に任せられる部分があるのでとても良い経験になりました。」
吉田「何年目かの夫婦みたいな雰囲気ですね。」

吉田アナのコメントは、正直どうかと思いました。
次は、質問コーナーでした。イベントの応募葉書に書かれた質問からの抜粋で、

・スイカとバナナどっちが好きですか?
Revo「迷いますね。バナナの方が多く食べてるけど、朝バナナダイエットをやって少しバナナには飽きました。」
梶浦「私も答えるんですか?断然スイカです。子供の頃はウナギとスイカって言う最悪の食べ合わせをよくしてました。」

・最近のマイブームは?
Revo「酒を飲むことしか楽しみが無いですね。あ、あと星を見てます。特に最近は(忙しくて遅くなるので)よく星を見ます。」
梶浦「忙しくて、夜寝る前にケータイゲームの数独を一日一問解くのが唯一の癒しです。」

・丸一日休みがあったら何をしますか?
二人「寝ます。」
Revo「一日の休みは寝るだけですね。一月休みがあったら海外旅行に行きたい。
  今の作品はギリシャ方面がテーマなんですが、ギリシャには行った事が無いんですよ。」
吉田「次回作は妄想のギリシャなんですね?」
Revo「ギリシャ風です。」
梶浦「私は秋にお休みをもらってカナダへ行きます。ナイアガラの滝に打たれてきます。」
吉田「カナダへ行く理由は何ですか?」
梶浦「私は特にありません。一緒に行く人がカナダがいいと言うので。
  ナイアガラで大変なことになったらトリビュートアルバムでも出してください。」

・砂漠を旅するとしたら何を持っていきますか?
梶浦「水。」
Revo「命ですものね。」
吉田「じゃあ、衣食住は何とかなるとしたら?」
梶浦「Mac。動かないか。じゃあ、日傘。どうでもいいものばっかですね。」
Revo「特に思いつかないですね。物より何か精神的な希望とかです。それが無いといくら物があっても生きていけないでしょうから。」

・もし極限の状態から生還するとしたら、何が支えになりますか?
Revo「作りかけの作品です。これを世に出さないまま死ねないですね。
  と言っても作り上げたらもう次回作を考えるのでやっぱり死ねません。」
梶浦「私も同じです。誰でもそうですが、次の作品が最高の名作になると信じているんです。
  だからやりかけの物を残して死ねないですね。」

・どちらが酒豪ですか?
梶浦「断然Revoさんです。私は弱いんですよ。」
Revo「まあ僕も顔に出ないだけで次の日覚えてないかもしれませんが。」

・ストレス発散法は?
梶浦「お酒とお風呂です。私はお酒を月1回以下のペースでしか飲まないので、普段はお風呂がストレス発散になります。」
Revo「酒+αですね。お酒は仕事以外となら何でも合います。車はダメですよ。
  スタジオから帰って家で飲んだりするので、割と休肝日は無いですね。」

・今の仕事に就いていなかったら何をしていましたか?
Revo「他業種への憧れはありますね。宇宙とか、考古学関係とか。何処かで雇ってくれないかな?」
吉田「シュリーマンは自分でお金をためてトロイを発掘しましたよ。陛下もどうですか?」
Revo「Sound Horizonですごく儲けて、遺跡を発掘。それいいなあ。」
梶浦「私は昔普通に会社勤めをしていました。音楽は趣味でやってたんです。
  忙しくなってどっちを取るか迫られたときに、音楽を選んだんです。
  だから、選ばなかったら普通に会社で働いてたと思います。」
吉田「今会場にいる人たちは、音楽を選んでくれたことに感謝していると思いますよ。」

・今、好きな人はいますか?
これは12歳の女の子からの質問で、当選者なので会場にいるようでした。
Revo「これはこの子が好きって言わないといけないのかな?」
吉田「いや、そんなことは無いと思いますよ。」
Revo「好きな人は、男女問わず沢山います。」
梶浦「皆が好きです(笑)」

・今後、またコラボする企画はありますか?
梶浦「色々と勉強になるのでまたやりたいですね。」
Revo「また別の形で何かやりたいと思います。」

この時点で予定の1時間に達していました。
しかしここでサプライズ第2弾。
全員で「砂塵の彼方へ・・・」を歌いましょうと吉田アナから提案が。
会場は盛り上がり、座っていた人も全員立ってスタンバイしました。

梶浦「皆さん歌詞は覚えていますか?」
Revo「言っときますが我々は全く覚えていませんよ。リード何かしません。全力で着いて行きますから。」

歌の入りを振られると、

梶浦「えっ、ミュージック、スタート?・・みたいな。」
吉田「それじゃあめちゃくちゃゆるーい入りになりますよ。本番はどうしてたんですか?」
Revo「本番はここでアイクに振るんです。僕がアイク役をやりますから、梶浦さんは僕役をお願いします。」
梶浦「私がRevoさんをやるんですか?」

似ても似つかないモノマネっぽい何かで陛下に振る梶浦さん。
それを受けて陛下はアイクっぽくナレーションを入れました。
前奏が流れると、陛下はエアギターで自分のパートを演奏していました。
宣言したとおり、お二人とも歌詞がうろ覚えで、梶浦さんは吉田アナから歌詞カードを借りていました。

曲間の各楽器のソロはほとんど陛下がエアープレイでしたが、
梶浦さんのピアノのところは陛下に促されて恥ずかしそうに梶浦さんがエアーピアノを披露しました。
曲の終盤、陛下が前に出て手を伸ばし、前かがみになるシーンでは、

Revo「別に腹が痛いわけじゃない。」

とボケをかます一幕もありました。
最後に会場全体で手を振りながらラララ・・・を歌い上げて終了。
とても楽しい時間でした。
お二人からの最後の一言は、

梶浦「ライブの衣装をまた着て、いろんなことを思い出しました。大好きな曲を作れて、とても楽しかったです。」
Revo「僕は一期一会と言うか、そのときしかないものを感じていきたいんです。今掴めるものは掴む、そんな人生にしていきたいですね。」

最後を感動的な台詞で締め、大きな拍手でお二人を送りました。
これで終了、と思いきや、サプライズ第3弾が。
参加者全員に、お二人の直筆サイン入りポートレートのプレゼントがありました。
終ってみれば20時10分、最後まで嬉しいサプライズに溢れた時間でした。

お二人を始め、関係者の皆様に最大の感謝を。
素晴らしい時間をありがとう。

■ えいてん
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